イースターなどのプチギフトに最適な、卵を産むにわとりさん。編んでみました。
早いことに日本を離れて早10年以上。最近の日本事情にとても疎いのですが、イースターが近づくとプラスチックで出来ているパカっとあく卵って日本でも売っているのでしょうか?今回はその卵を使用します。もしなかったら、がちゃがちゃの丸いカプセルでも作れると思います。
材料
- 毛糸 白(ボディー用)6mm/10号
- 毛糸 赤 (とさか用) 5mm/8号
- 毛糸 黄色(くちばし用) 4.5mm/7.5号
- プラスチックの卵
- 目のパーツ(ボタンでも刺繍でも可。ただ、中に卵を出し入れするのでさし目はX)

今回・・・というか、ほとんど毎回ですが、家にあった毛糸を使用したため、毛糸の太さがバラバラになってしまいました。すみません。
作り方
とさか
くさり編みを4目編む。

最初のくさり編みの裏山に引き抜き編みをする。(1のところ)

くさり編みを5目編む。

先ほどと同じように、最初のくさり編みの裏山に引き抜き編みをする。

くさり編みを3目編む。
先ほどと同じように、最初のくさり編みの裏山に引き抜き編みをする。

そうすると、このクローバーのような形のとさかが出来上がるかと思います。
このとさかの編み方の編み図が、こちらになります。

くちばし
くさり編みを4目編みます。

今回は、くさり編みの表。三つ編みのようになっている所を、それぞれ1目として使います。
編み針から1番近い1目は立ち上がりの目なので、目数としてカウントしていません。
1に引き抜き編み。2に長編み、くさり編み2目、くさり編み1目部分に引き抜き編み、そして長編み。3に引き抜き編み。これで上半分のくちばしが出来上がり。
下半分も同様に、4に引き抜き編み。5に長編み、くさり編み2目、くさり編み1目部分に引き抜き編み、そして長編み。6に引き抜き編み。

そうすると、このようなくちばちが完成するかと思います。
文字の説明だけではわかりにくいかな?と思い、動画作ってみました。初動画です。うしし。
えっと、さっき気がつきました。このブログでの編み目の呼び方と動画での呼び方がちょっと違います。わかりにくくなってしまってすみません。
羽
1段目;輪の作り目に細編みを6目入れる。
2段目;6目、目がありますが、1、2は引き抜き編み。3は細編みと中長編み。4は中長編みと細編み。5、6は引き抜き編み。

必殺手書き編み図

ボディー
1段目;輪の作り目に細編みを6目入れる。(6目)
2段目;6目増し目をする。(12目)
3段目;6目増し目をする。(18目)


- ここで、たまごの大きさよりちょっと大きくなっていることを確認する。まだ小さかったらもっと円を大きく編んでいってください。
4〜8段目;増減なしで編む。
- 全部編んでからだと難しいので、この途中でとさか・くちばし・羽・目を取り付けた方がいいと思います。
- 8段編んだ時点で、大体たまごの高さと同じぐらいの長さになっているかを確認して、足りないようだったら、もうちょっと編んでください。
9段目;6目減らし目をする。(12目)
おしまい。

あとは、卵を中に入れて、ムギュっと押せば、卵が産まれます。
最後に
今回ついに動画にまで手を出しちゃいました。というのも数日前、息子の「30秒のアニメーションを作る」という遠足に私もボランティアとして参加して、触発されてしまったのです。
けど、最近の若い子はすごいですね〜。チャッチャッチャ〜と動画編集が出来てしまうんですから。おばちゃんも若者には負けられぬ!とちょっと頑張ってみました。そして、これは結構楽しいかも。
えっと、にわとりさんの方ですが、失敗例を2つ。

羽が大きすぎると
「何これ?耳?にわとりなのに?」
と家族に突っ込まれました。気がつかなかったけど、羽が大きいと犬かなんかの垂れ耳のように見えるらしいです。
じゃ〜羽がなくてもいいんじゃない?と思ったら、
「これ、顔から卵が産まれてるみたいで怖い!」
と、これまた家族からクレームが入りました。なるほど。
細々としたパーツを作らないといけないけれど、モノ自体が大きくないので、気合を入れれば1時間もしないで作れると思います。
あと、卵にもし引っかかる部分があるのならば、ちょっとヤスリをかけると、気持ちよく卵がプルンと産まれてくれます。
