あみぐるみを作るのは好きだけど、パーツの縫い合わせ作業はイマイチ・・・というのは、きっと私だけではないはず!
ということで、今回は縫い合わせ作業の少ないあみぐるみを作ってみました。
パーツとして別々に作るのは、耳2つと本体のみ。頭と体はつなげて作るし、体を作り終わった残り糸でしっぽを作って、1本の糸で手足の4箇所を編みながら縫っていく!?感じです。
サイズ自体も小さいですし、初めてのあみぐるみ作りにももってこい!なうさぎさんじゃないかな?と思います。
目次
材料

- 毛糸(お好きな毛糸で構いません)
- かぎ針(私は4mm)
- 刺し目(ボタンでも刺繍でもビーズでも構いません)
- 黒い毛糸(鼻用)
- 毛糸の切れ端(スティッチマーカー用)
- はさみ
- とじ針
- わた
材料での注意点は2つ。
- かぎ針は毛糸の帯に書いてあるサイズよりも小さめ・細めを使うこと
- わたはとじ針を通すわたであること。

編み方
*耳は同じものを2つ作る
*私はあみぐるみを作る時は、段の継ぎ目引き抜き編みと立ち上がりのくさり1をせず、ペロペロキャンディーのように編んでいます。1段ごとに引き抜き編みをするかどうかは好みの問題だと思うので、お好きな方でお編み下さい。
耳1段目
輪の作り目に細編み4(4)

耳2段目
増し目(同じ目に細編みを2目ずつ)x4(8)
耳3〜5段目
細編みx8(8)
耳6段目
(減らし目、細編み2)x2(6)引き抜き編み
頭に縫い付けられるように20〜30cm残して糸を切る。

本体1段目
輪の作り目に細編み6(6)
本体2段目
増し目(同じ目に細編みを2目ずつ)x6(12)
本体3段目
(増し目、細編み1)x6(18)
本体4段目
(細編み2、増し目)x6(24)
本体5〜8段目
細編み24(24)
本体9段目
(減らし目、細編み1)x8(16)

耳を付ける
左右のバランスを見ながら、耳を縫い付けていきます。

目を付ける
まず目を入れてみて、その場所で良ければ、裏をストッパーで固定する。もしくはボンドでとめる。
鼻を付ける
私は今回黒にしましたが、赤とか茶色でも可愛いと思います。ポイントは縫い付ける時、糸を引っ張り過ぎないこと。あえてちょっとふわっとさせておいたら可愛いと思います。

本体10段目
減らし目x8(8)
頭に綿を詰める

本体11段目
増やし目x8(16)
本体12段目
(増やし目、細編み3)x4(20)
本体13〜15段目
細編み20(20)
本体16段目
(減らし目、細編み3)x4(16)
本体17段目
減らし目8(8)
本体終了
糸端80cmほど残して切る。綿を入れ、本体部分を閉じる
しっぽ
本体部分の残り糸をとじ針を使って、しっぽの位置の下部分にもってくる。
くさり3、中長編み5目の玉編み1
しっぽ上部分に引き抜き編みをして、糸処理をする。

手足

糸120cmぐらいを用意する。
手を付けたい位置にかぎ針を入れ、糸を引き抜く。

その目から針を下向きに入れ、糸をもってきたら、くさり6
糸を引き抜き、とじ針に糸を通し、手のすぐ下に針を入れ、反対側の手の位置に針を出す。

そしてくさり6、引き抜き編み。
同様に足も編む。
私の好みは、手はくさりを編んだら、上から下に行くように付け、明日は左右にいくように付けること。そうすると手の輪っかは縦向き。足は横向きになります。
完成

ユーチューブ動画
【あみぐるみ】うさぎのあみぐるみ。ちょっと手抜き。縫い合わせ作業かなり少なめです。
まとめ
このうさぎさんは、しっぽがいい安定剤となり、自立してくれるはずです。けど、もっとしっかり確実に自立させたかったら、うさぎのした部分。本体を閉じる前にその中に厚紙を入れたり、乾燥豆などの重しになるものを入れるといいと思います。
そして、手足のところがくさりあみだけではなんか物足りないな・・・という方は、細編みを少し編み足しても可愛いと思います。
