娘の習い事の先生が産休に入られるので、生まれてくる赤ちゃんにプレゼント!出産予定が9月なので、冬用の帽子を作ってみました。
赤ちゃんのモノって作っているだけでも幸せな気持ちになりますよね。けど、ちょっと問題が発生!いつも帽子を作る時は、家族に作っているので、何度でも試着&作り直しが可能。けど、今回はプレゼントなので一発勝負。
サイズがわからない子の帽子をどうやって作ったらいいんだろう・・・と思っていたら、見つけました!かぎ針編みでも編める、かなり伸縮性のある編み方。その名も「ジグザグ編み」
今回はそのジグザグ編みで帽子を編んでいきたいと思います。
材料

- 毛糸(帽子本体用に黄土色と茶色の2色。葉っぱ用に緑色)
- 編み針(帽子用;5.5mm /9号、葉っぱ用 3.5mm /6号)
帽子の編み方
まずジグザグ編みのお勉強
このYouTubeを作成されたbetibettinさん、基本的なジグザグ編みのみを紹介されているのではなく、ジグザグ編みの始め方。輪の編み方。増やし目/減らし目。まで丁寧に説明してくれています。痒いところに手が届きまくりです!
これでジグザグ編み初心者な私でも、ジグザグ編みで帽子が編める気がしてきました。
では編んでいこう!
*今回は下から上に編んでいきます。
まず上のYouTubeの「ジグザグの作り目」を作ります。黄土色の毛糸で88目。
1〜3段目 ; ジグザグ編み (88目)
毛糸を茶色に変える
ここでポイント
色を変える時は、3段目最後88番目の細編みを全て編み終えてから毛糸をかえるのではなく、最後の細編みを編み終える直前、引き抜く所から糸をかえましょう。そうすると、色が綺麗に分かれます。
88番目。後は引き抜くだけという状態

ちょっとジグザグ編み特有の輪の編み方なので、裏表が逆になっていますが、最後の引き抜き編みを茶色い毛糸で編んだ状態です。

4〜10段目 ; ジグザグ編み (88目)
最初はどの目を拾うかよくわからなくて、迷ったりしましたが、慣れてくるとこの”ジグ・ザグ”の目がとってもわかりやすく感じてくるかと思います。

ここから減らし目をしていきます。ジグザグ編みの減らし目はジグザグのパターンを壊さないために、2目を1目に減らすのではなく、4目を2目に減らします。詳しくは上のYouTubeをご参照ください。
11〜20段目 ; 8目ずつ減らす。(88目→8目)
21〜23段目 ; 普通の細編み。てっぺんのチクッとなっている部分(8目)
糸処理をして終了
葉っぱの編み方
どんぐり感をもっと出したかったので、葉っぱを付けてみることにしました。
作り方は、Crochet Oak Leaves こちらを参考にさせていただきました。こちらは英語のサイトですが、言葉での編み方の説明のみならず、日本人にはとってもありがたい編み図まで載っています。
こちらの編み方を参考にしつつ、今回は赤ちゃん用なので、ちょっと小さ目に編みたかったので、最初のくさり編みの後、「細編み→中長編み→長編み」と続く所を、1つずつ小さい編み方「引き抜き編み→細編み→中長編み」と編んでみました。


オークの葉っぱ、完成。
完成
葉っぱを帽子に付けて

出来上がり(๑╹ω╹๑ )
はい。こういうテンション上がってる時は、レッツ自画自賛。
「え〜んでな〜いヾ(๑╹◡╹)ノ”」
帽子に伸縮性を求めたわけ
実は今回、帽子に伸縮性を求めたのは、失敗があったからなのです。

写真右が失敗作A君。新生児用って小さくって可愛いー!なんて思って作って、ちょっとサイズが心配になって、お隣の子(8ヶ月)に試着をお願いしたら、ま〜8ヶ月の赤ちゃんは新生児の赤ちゃんとは大分違うだろうけど・・・笑っちゃうぐらい全然入らなかった。
お隣のお母さんが気を使って「ウチのコ、頭大きいのよね〜。」なんて言ってくれたけど、ちょっとこれではヤバイぞ。
ということで、ネットで伸縮性のある編み方、ジグザグ編みを発見。それで帽子を編むことに。

普通に置いただけの状態で約幅20cm。それを伸ばすと

う〜ん。写真撮るのが下手くそ。けど、軽く22〜23cmは超えてると思います。帽子のサイズとして考えると5cmは伸びるということになるので、合格ラインではないでしょうか?
まとめ
ジグザグ編み、慣れるまでは、自分がどこを編んでいたのかわからなくなること多々だったのですが、慣れたらかなり楽しいです。
伸縮性を持たせるために蛇腹のようになっているので、厚みもあるため、これはきっと保温性もいいはず。この冬、自分のためにも1つ編んでみようかな?
