いろいろなパーツを作って、縫い付けて・・・というお洋服作りは苦手ですが、シンプルな物は好きです。
なので、とても簡単なカーディガンを作りました。
基本的な作り方は四角を編んで、端を少し縫い付けるだけ。以上。
それだけでもいいのですが、今回はそれに袖とリブを編み足しました。
なるべく簡単に・・・。と模様も考えましたが、ご自身のお好きな模様がある方は、それで編んでもらったらと思います。
最後に四角になればどんな模様編みでも大丈夫だと思います。
材料

- 毛糸
- かぎ針(6mm・10号)
- はさみ
- とじ針
- スティッチマーカー
毛糸は、そんな毛糸でも構いません。私は家にあったものを使用しました。ゆったりとした感じに編みたかったので、毛糸の帯には”5mmのかぎ針”と書いてあったのですが、あえて6mmの針を使いました。
作り方

今回私は90cm x 1mの四角でこのカーディガン を作りました。私の場合はこの四角プラス袖とリブになりますが、身長大体160cmの私が着て写真のようになります。
そして、ちょこっと地味に写真右下にあるのが、今回私が使用した模様編みです。この模様編みで編む場合、必要な目の数は「4の倍数+3」になります。
編み方
最初
くさり編みで90cm。且つ目の数が「4の倍数+3」になるように編む。
その時、10目、もしくは20目ずつにスティッチマーカーを付けておく。

私の場合は、くさり編み139目で約90cmになりました。スティッチマーカーは20目ごとに付けています。
1段目

くさり1で立ち上がり、細編み1、くさり1、1目とばして長編み1、くさり1、1目とばして細編み1・・・と繰り返す。段の最後は長編みになるはずです。
ポイント
最初のくさり編みの時、スティッチマーカーを10目ごとや20目ごとに入れていたら、1段目を編み進んでいく時、スティッチマーカーの目は毎回「1目とばす目」つまり何も編まない目になるはずです。スティッチマーカーは偶数目にあり、細編み・長編みは毎回奇数目に編み入れるので、細編み・長編みがスティッチマーカーの目と被ってしまったら、もう1度目が間違っていないか確認をしましょう。

2段目

2段目も基本的には1段目と編み方は同じです。ただ下の目がくさり編みか、そうではないかの違いです。
くさり1で立ち上がり、細編み1、くさり1、1目とばして長編み1、くさり1、1目とばして細編み1・・・と繰り返す。この段も最後は長編みになるはずです。
あとは、この2段目の編み方で1mになるまで、ずーーーーーーーっと編んでいくだけです。
ただ1つだけ注意点があります。この模様は2段で模様が真っ直ぐな模様ができるので、偶数段で終わるようにしてください。
今編んでいる段が奇数段か偶数段かわかる方法は簡単で、段の編み始めの時、右端に最初の糸端がある時が偶数段です。なので、最後の段を編み終わった時、糸端は右下にあるべきです。(右利きの場合)

四角ができたら
90cm X1mの四角が完成しました。

そうしたら、その四角を上から下にパタンと半分に折ります。

そして、そで部分15cmほどを残し、赤いラインの部分左右30cmずつを縫い合わせます。

縫い合わせ方
四角の編み方同様、縫い合わせ方もお好きな方法で縫っていただいて全くかまいません。
今回私はすごくシンプルに縫い合わせる2枚、それぞれ内側のくさり半目ずつを拾いました。(今カーディガン は中表ー裏側が見えている状態です)

目の数は何目でも構いませんが、「左右」とあるものなので、左右の目の数は同じになるようにしましょう。

左右ともに袖の下部分、縫い合わせました。シンプルに済ませたい方は、糸処理をしてコクーンカーディガン完成です☆
袖
*カーディガン を裏返し、表を向くようにする。
1段目
立ち上がりくさり3をして、長編みを1周ぐるっと編みます。
”目の数は偶数になるようにしてください。”
1周編んでみて目の数が奇数になった場合、立ち上がりのくさり3を長編み1と数えないか、どこかで1目減らし目をするなどして偶数目にして下さい。
また袖なので、左右目の数が同じになるようにしてください。

細編みと長編みの間の空間の目は、その空間に針を入れて長編みを編んでもいいですし、空間上部分のくさり編みに針を入れてもらってもどちらでもお好みでどうぞ。
ちなみに私はくさり編みに針を入れました。

2段目
くさり2目で立ち上がり、表引き上げ長編み1、裏引き上げ長編み1を交互に編んでいく。段の最後は表引き上げ長編みになるはずです。
後はこの2段目の編み方を繰り返してください。
編む段数は試着をしてみて、ご自身のお好きな袖の長さにしてください。私は5段編みました。
リブ
リブも袖と同じ編み方で編んでいきます。なので必要な目の数は偶数になります。
「このたくさんの目を数えるのか・・・」
と思った方!ドント ウォーリーです!数えなくても偶数になる編み方があります!!

リブの部分は、四角を編んだときの横のラインになります。つまり、編み目が横を向いています。横になった細編みと長編みの上に目を入れてくような感じです。
その時、目をちょっと引っ張ってもらうと、細編みの前後というか左右に2つ針を入れやすそうな穴が見えると思います。写真で言う赤い矢印です。
ちょうどリブ部分は少し縮めるように編みたいと思っていたので、この細編み前後の2目のみを拾って、長編みを編んでいきます。横向きの長編みには何も編み入れません。
そうすると無条件に偶数目になってくれるはずです。
*編み始めはどこでもかまいません。
*袖と同じく表を見ながら編んでいきます。
*横の長編みをとばすような感じで編んでいくので、特に1段目は緩めに編みます。
このリブの段数もお好みですが、私は3段編みました。
そして、じゃ〜ん完成です!

ユーチューブ動画
【かぎ針編み】とっても簡単!コクーンカーディガンの編み方 1/2
【かぎ針編み】とっても簡単!コクーンカーディガンの編み方 2/2
まとめ
本当にとても簡単なので、「作ったことはないけど、着るもの系トライしたいな」なんて思っている初心者の方にもオススメです。
私は今回、家にあったウールの毛糸で編みましたが、パステルカラーとかで編んだら、春らしい可愛いカーディガンができるんじゃないかな?と思います。
とにかく四角を編めば作れてしまうので、お好きな編み方でトライしてみてください。
