かぎ針のモチーフの編み図を見ていると、
”ワオ。芸術”
と唸ってしまう素晴らしい作品もありますが、私結構シンプルな編み方も好きです。
なので、今回はとってもシンプルな六角形のモチーフの編み方をご紹介したいと思います。
必要なスキルは、輪の作り目/くさり編み/長編み/引き抜き編みのみ。かなり簡単そうでしょ?
六花系のシンプルモチーフの無料編み図

えっと、相変わらず色々歪んでますが、お許しを。このブログを始めて10年以上ぶりにワードとかエクセルを触ったおばちゃんが、調子に乗って編み図もパソコンを使って書いたものなので・・・
編み方
編み図を見ておわかり頂けるかもしれませんが、このパターンはくさり編み2目でできた穴?ポケット?隙間?のみで増やし目をします。
それ以外はひたすら長編みの上には長編みです。
1段目
輪の作り目をし、立ち上がりの鎖編みを3編み、長編みを1、くさり編みを2。(長編み2。くさり編み2)を5回繰り返す。輪を引き締めて、引き抜き編みをする。
輪の作り目

これが引き抜き編みをする直前の状態
長編みで円を作る際、段の終わりで引き抜き編みをする場所、皆さんご存知ですか?
私細編みが大好きなので、長編みについてはよく知らず、細編みと同じように鎖の頭を2本取るのかと思っていましたが、長編みの場合、くさり3目めの半目と裏山の2本拾うんです。
なので上の写真で言うところの、青いVの字に針を刺します。
2段目
立ち上がりの鎖編みを3編み、長編み1、1段目のくさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1を編む。(長編み2、1段目のくさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1)を5回繰り返し、引き抜き編みをする。
私が言っている”1段目のくさり編みの穴”とはここです。
2段目完成
3段目
立ち上がりの鎖編みを3編み、長編み2、くさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1を編む。(長編み4、1段目のくさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1)を5回繰り返し、長編み1、引き抜き編みをする。
3段目完成
4段目
立ち上がりの鎖編みを3編み、長編み3、くさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1を編む。(長編み6、1段目のくさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1)を5回繰り返し、長編み2、引き抜き編みをする。
5段目
立ち上がりの鎖編みを3編み、長編み4、くさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1を編む。(長編み8、1段目のくさり編みの穴に長編み1、くさり編み2、長編み1)を5回繰り返し、長編み3、引き抜き編みをする。
糸の処理をして完成
このモチーフを繋げてブランケットとかも作れますが、今こちらトロントはヒートウェーブ。所謂熱波の真っ最中で暑いので、シンプルにコースターにしてみました。

もっと編み続けるには
このパターン、もちろん5段以上も続けて編むことも出来ます。その際は5段目の編み方の色の付いた数字を1段につき
赤文字→1目ずつ増やす
青文字→2目ずつ増やす
を繰り返せば完璧です。
途中でもし頭がこんがらがってしまったら、確かめ算として
1(くさり編み3目のこと)+赤文字+もう1つの赤文字=青文字
でご確認頂けるかと思います。
良かったら、こちらもご参考にして下さい。
